和名:クリオオアブラムシ
学名:Lachnus tropicalis
大きさ:約 3 mm
採集できる季節:
採集できる場所:奈良教育大学の吉備塚古墳あたりで採集されました。
説明:クリ、コナラ、クヌギなどに寄生(きせい)します。クリの害虫として良くしられる普通種(ふつうしゅ)です。卵で越冬(えっとう:ふゆをこすこと)します。夏は写真のように小枝(こえだ)に、秋には太い枝や幹(みき)にもみつかります。幹の下部に卵がかたまりでみつかります。

北海道(ほっかいどう)、本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 翅(はね)の無いのは♀で、翅のあるのが♂です。翅のはじには、白い帯(おび)があります。
  • からだの色はくろいです。
  • おなかの後ろの部分がかくばっていますが、この部分のさきっぽは、角のような管(くだ)となってとびでています(角状管といいます)。タイワンヒゲナガアブラムシでは、この部分がくろい角のように長くとびでていますよ。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館